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色が与える効果と影響について〜黒色編〜
焼付塗装後はつるっと美しい黒色へ!
こんにちは。
東大阪市にある富士電装株式会社です。
今日は黒色についてのお話です。
塗装における黒色塗装は白色塗装と比較しゴミやほこりが目立ちにくいです。
普段黒色での塗装のご依頼を受けることは多くあるのですが、
焼付塗装の艶ありの黒や、3分艶の焼付塗装、錆止め塗装(常乾塗装)での黒色指定と
さまざまな塗料指定があります。
焼付塗装の場合、黒色だとつるっと仕上がるのですが、
塗りが薄いと表面がざらついたようになることがあるのでしっかり塗りこむことを意識して作業させて頂いております!
色彩心理学によると黒色は「重厚感」「高級感」「恐怖感」「威圧感」などがあげられています。
黒色は、高級感があり会社の応接室などでも
黒のソファーが緊張感を生み出すようなイメージがありますよね。
自宅で黒のインテリアを取り入れたい時のポイントとして、
黒の面積が多すぎると、部屋が重たくなり狭く感じることもあります。
また、心理面への働きかけとして、気持ちも暗くなってくるのでバランスが大切になってきます。
黒は意外と汚れや傷が目立ちやすいこともあります。
質感や面積モノなどを考慮することをお勧めします。
少しネガティブな部分が多い感じがしますが、ファッション界における黒色は全く異なります。
高級ブランドの「シャネル」では「黒とは究極の美の色。黒に勝る色はない」という名言を残されています。
シャネルというブランドにとって、黒が特別な色になったのは、1926年に発表した、リトルブラックドレスがきっかけです。
制服や喪服の色だった黒は、リトルブラックドレスによって、エレガントな色へと変貌をとげました。
ココ・シャネルが黒を押し通したのは、「すべてを支配する色」だから。
そして黒は、「他の色に深みをもたらす色」だとも述べています。
シャネルというブランドは、色のイメージを活用したブランディングが巧みです。
ココ・シャネルが過ごした孤児院の制服に黒のルーツを求め、その一方で、
リトルブラックドレスというスタイルを確立し、黒=喪服や制服という規範を覆しました。
アップルの共同創業者「スティーブジョブズ」も黒のタートルニットしかきていませんよね。
(あれは毎日服を考えるのが面倒だからだそうですが・・・)
話はそれますが、世界の成功者たちは同じような服しか着ない人が多いそうです。
なぜなら、「決断する時間を極力減らしたいから」だそうです。
小さな決断でもその数を重ねることによって大きな決断の正確性が落ちてしまうため。
これは「決断疲れ」と呼ばれる心理的状態で、数々の決断により精神的な疲労が蓄積し、
日々の生産性が下がってしまうとのことです。
シンプルに生きたい!という人は参考にするといいですね!
普段着ている服でも黒が入ってる人は多いと思いますが、シンプルで本人自身が引き立つ素敵な色ですよね。
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